毎年まちを行く女性がロングブーツを履くようになると、女性の専属ブーツキーパー志望のオスたちが路上で「ブーツのお手入れをさせてください」と軒を連ねます。
はじめはキモイしなんか逆に汚くされそうで見てるだけでした。ちょっと怖いかなって。
でも最近はこんな小さい体じゃ何かできる訳でもないし、彼らなりに衛生にも気を使ってるみたいなのでよく利用してます。
ワンシーズン履いてすっごい汚いブーツ、わたしたちにしたらもう捨ててもいい位のゴミ同然なのにこんなに大事そうに持って磨いてて。
そういうみじめなとこ眺めるのもおもしろいかなって。
こないだとっても一生懸命やってくれる子もいてあんまり可哀そうなんで「何か欲しい物は?」って聞いたら、すごい申し訳なさそうに唾がほしいってw
なんかその顔がすっごいむかついたんで、地面に唾はいてブーツでふんづけて、で「舐めて綺麗にしなさい」っていってやったら超うれしそうに舐めてきて。ちょっと引きましたw
わたしたちにお金払ってまでこんなこと喜んでするなんてホント信じられない。
背景を描き足しました。
古い絵は『ブーツのお手入れさせてください v2006』
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